ベトナムの世界遺産 ・ ホイアンの古い町並み


来遠橋
1953年に日本人が建造したと言われる屋根付きの橋。橋の中央には小さな寺も造られている。

チャンパ王国の昔からの交易都市として栄えたホイアンは、王朝遺跡とはまた違う趣のある古い木造家屋群が 建ち並び、旧市街全体が1999年に「ホイアンの古い町並み」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。



福建会館
1773年に建設された福建省出身の華人たちの会館

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ダナンから南東へ約30kmほどのトゥボン川河口に位置するホイアンは、チャンパ王国の時代からグエン王朝時代に かけて中国、インド、イスラム世界を結ぶ海上交易の中継地点として栄えました。
16〜17世紀には朱印船に乗った 日本人が多く到来し、マニラやタイのアユタヤと並ぶ日本人街も形成されました。




色あざやかな提灯はホイアンの風物詩となっています
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現在残っている古い町並みは19世紀前半以降のもので、その後移り住んだ華僑の人々が形成したものです。
市街の観光は、徒歩でゆっくり見て回っても半日あれば十分可能です。



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